ミクシだけにとどめておくのも勿体無いので、こちらにも掲載したいと思います。
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9月16日 埼玉の門脇家
昼前に起きる。その日はデニスを空港に迎えにいく日だった。何か間違いが起きる気はしていたが、まさか本当にやってくれるとは。アイフォンでメー ルをチェックするとデニスからのメッセージ。「ロスまでは行けたんだけど、空港で寝ちゃって飛行機見逃した!明日行くから」 おっちょこちょい過ぎるよ。
9月17日 熊谷 モルタルレコード
成田には門脇君とゆうちゃんに行ってもらい、僕とテンちゃんは夕方に店へ。
サウンドチェックの後、熊谷学園というラーメン屋で、ビール2杯つき1000円という奇跡のセットを食べる。ただ、ビールを飲みすぎて、お腹いっ ぱいになり、ラーメンはそこまで楽しめなかった。すこし疲れた様子のデニス到着。腹が前より出ている。中年ぶとりなんだろうか、、 丁度良く疲れていたせ いか、結構良いセットを演奏してくれた。久しぶりに聞く彼の音楽。モルタル一階の物販コーナーで目を閉じると、2年前に始めて共演したときの匂いを思い出 す。緑の壁のある家だった。
9月18日 高円寺 マッチングモール
朝起きるとデニスがいる生活、は少し違和感がある。思っていたより体もでかいし、前は気づかなかったけど、アメリカ人独特の体臭がある。眠れな い、というか普段から眠らない人らしく、朝8時にはぴんぴんして動き回っていた。確かその日は、高円寺のニューバーグというB級グルメ店でハンバーグセッ トを食べた。値段のわりには量もあった。味はそこそこ。その日は大野慎矢くんと澤部渡くんとの共演だった。大野君はその日初めてお目にかかる。ドアをやり ながらしか聞けなかったけど、すごく良かった。ストリングスの人4人(クリスチーヌさんを含む)を従えての演奏で、あとあと聞けば にせんねんもんだい という日本で有名なバンドのレーベル在籍とのこと。納得。話も面白く、終電を気にして打ち上げにも少ししか出られなかったのが悔やまれる。そこまで満員で もない東京初日。不安にはなったが、暖かい出演者に恵まれた。
9月19日 青山 Utrecht
おしゃれな青山での演奏。駅を降りた瞬間にびびる。おしゃれ中年が多く、自分もああなりたいと思った。ミニストップのソフトクリームを食べながら サウンドチェックへ。最初はちょっと怖かったけど、話せばお店の人は皆良い人ばかりだった。その日はいろいろな人と知り合えた日で、マップの福田さん、リ トルパッドの柴田さん、他 爪を隠している鷹達の集まりだったような気がした。牧野琢磨君の演奏が素晴らしく、感動した。演奏後に話したのは、彼のように 音楽、というかメロディーを3次元的に理解している人に会うことは少ない、ということ。話すと長くなるんですが、ボイスリーディングというアイ ディアがありまして、それを本能的に意識できている、といいましょうか。 3本の糸をぐちゃぐちゃに絡めたとします。どこがどう絡まっているかは、普通の 人には分かりません。牧野君は分かっているんだな。 例えが下手で失礼。
9月20日 秩父 裏の家
テンちゃんは仮病のため欠席。本当に体調悪かったんだろうけど、無理してどんなショウもやってきた僕には、言い訳に感じられた。風邪なら風邪の時 の聞かせ方がある。そういう演奏を出きる子に、奥さんになってほしい。 秩父に向かう電車から見えた風景は神秘的だった。東京から1時間くらいであんな風 景が広がっているとは、、引っ越すなら秩父。
着いてすぐに松田家にてもてなしてもらった。お父さんの作ったうどん&そばは秩父の良い水を使っている味がした。ポスポス大谷さんという、ホー ミー商法の使者がトップバッター。本来なら「唱法」なんですが、あのあとデニスを完全に虜にし、ポスポスデニスコルとまで名乗らせてしまうのだから、商法 で間違いないです。
満員御礼、デニスのことも気に入ってくれたようでCDもよく出た。気分を良くして打ち上げでは 「酩酊のノムラ」 という評判がさらに加速しそ うな乱れっぷりで、松田さん夫妻(何から何まで有難う!!)の親類の方に 「先生、どうぞもっと飲んでください」とつぎまわり呑みまわり、目が覚めると3 時だった。部屋は真っ暗で、さっき宴をしていた空間が嘘のようにひんやりしていた。ほんまもんのお化けが出そうだったので、電気をつけて寝ようとするも、 やっぱり怖い。自宅で寝ていた門脇夫妻に電話をし、入れてもらう。それでも寝付けず、仕方がないので秩父警察署、吉野家(鮭定食をいただく)、セブンイレ ブンを散策して時間をつぶした。
9月21日 高円寺 マッチングモール
秩父からの電車の乗り換え地点で寿司を。デニスは食べたいものリストを持っていて、しゃぶしゃぶてんぷらすきやき とろ などピンポイントなものも。ランチタイムの寿司セットにご満悦の様子のぽっちゃり大名でした。
その日のマッチングモールはリトルパッド テーマナイト のような感じで柴田さんにブッキングを手伝ってもらうことが出来ました。Lost In Foundという女性主体のグループがトップ。オンラインなどで聞くことはあっても実際に生で聞ける機会のなかった種類のポップ。あれは何ポップって言 うんだろう、、メンバーも方も全員素敵な方で、チョコチョコお話しました。マイミクにもなってくれたスマイリーさんも、ものすごい気合の入ったギブソンを 片手に好演。開演前にスマイリーさん目当てのお客さんが来ていたのも頷けます。
その後、ラーメン たぶし へ。僕の好きな店です。デニスがツアー2日目にして おれはベジタリアンになる (ダイエット目的だった) といいだしたので、チャーシューを分けてくれた。
9月22日 日光 ランカトルグカフェ
着いてすぐに焼酎を一本空けそうないきおいのカオタンと遭遇、そのまま「ゆばそば」屋へ。麒麟麦酒のビンが欲しいとだだをこねるデニスは、会計後 にビールを購入、会場までラッパのみしていた。綺麗なカフェで、こだわりの飲み物食べ物がある。地方に行くとぽんっとこういう店が存在するから不思議だ。 普段はジャズなんかやっているんじゃないかというドラムセットも。デニスがパスタ2杯注文し、3杯目にいこうとしたところで、同行していた門脇君にとめら れる。朝起きると、一緒に寝ていたはずのカオタンがめがねと鞄を残し失踪。外にはパトカーがウィンウィンいっている。死んだ、と思ったけれども、後日宇都 宮で再会できたので、ほっとしました。
9月23日 仙台 グリーンラインレコーズ
山形のQurageくん企画の仙台&山形。牛タン牛タン、と鈍行電車の中でつぶやいていたわりには、結局ぶっかけそばで終わってしまい、少し残 念。とーもんという駅前の喫茶店で門脇君がカメラを失くす。店はカリモクの家具で統一された、小さいけれどもおしゃれな空間。音楽関係でも仕事をしている という店長さんは非常に理解のあるひとでみんなのCDを買ってくれた。はじめてみたクラゲに感動。器用です、効果音とかも絶妙で、僕には出来ない音楽だっ た。その後、クラゲ邸へ移りビールを片手に談笑。酔っ払って変なこと言ってしまったけど、そんなの慣れっこ。
9月24日 山形 蔵オビハチ
ドトールでデニスがパソコンから離れられなくなった。どうやら インターネット中毒 の人のセミナーにも通ったほどネット好きらしい。ニューヨークに住む彼女とチャットをしだすと目つきがおかしいのであった。
店で菜食カレーと10穀米、サラダをいただく。食べただけで健康になった気がした。両日ともに人のいりはまばらだったけど、クラゲ君の演奏を聞けたおかげで救われた気がした。
その日はマイミク船山さんの家に厄介に。デニスは着いて早々寝ていた。僕らはビール&おかしで夜更かし。朝は8時に出なくてはいけなかったので、 そのまま駅前の喫茶店ベルハウスでまずいコーヒーを飲む。衝撃的にまずく、600円は嘘だろうと思う。その後漫画喫茶を目指して数キロ歩くも、テンちゃん のパスポートがなかったせいで入れてくれない。マニュアルどおりに動かなきゃいけない仕事、というのは大変だと思う。仕方がないのでマクドナルドへ。その 日再発売になったチキンタツタは美味しいとは思わなかった。
9月25日 宇都宮 ゲットユアドリーム
遅刻しての入場。目の前にある居酒屋 だいちゃん がアツかった。ねぎまというのはどこで食べても美味しい。日光にも来てくれたマイミクの子や、 カオタン、などと再会。シアトル時代からの友達のショウ君も来てくれた。秩父の松田さんが駆けつけてくれて一気にテンションが上がる。その後テンちゃんと ショウ君の家に泊まる。彼のお母さんが料理上手で、ついてすぐに野菜の「らたてゅいゆ」というおしゃれなものを振舞ってくれた。ここでも10穀米をご馳走 になり、さらに健康に。翌日の朝食も、親子丼のようなものとお抹茶など、かなりもてなしてくれた。また行かせてください!
9月26日 FM湘南>渋谷O-nest>幡ヶ谷Bar Sem Nome
恐怖のトリプルバッティングのこの日は、マリちゃんに招待されたFM湘南での演奏から始まる。珍しくインディー系にも力の入っている横浜のらぢお 局でテンちゃんと生演奏&インタビュー。聞いてくれた人はいるんだろうか、、さしゃというチョコを食べながらのんびり進行。その後、これまた洒落たレスト ランでご馳走してもらう。あのアボカドとなんとかのピザが美味しかった。確かフリーカルチャーという、一瞬新興宗教のような名のレストランだった。その 後、リハを見逃すも渋谷へ。人が多い。これが都会なのか、駅を出て呆然とする。ネストに着くと顔見知りに挨拶。中学の同級生斉藤君も来てくれた。いくら各 地を回っても、同級生が来てくれることは少なく、こういうことは嬉しい。プロという概念も中学生らしいんだけど、「プロになろう」と昔に言い合った仲間 も、今ではバイトや残業に追われて精一杯のようだ。
遠藤さんというNavigationレコードのボスがトップバッター。 ものすごく気さくな人で、僕の演奏中はカルボナーラのようなパスタを食 べていた。初めての渋谷なので一生懸命演奏した。お客さんも答えてくれたと思う。ラウンジにいた50-60人はほとんどしゃべらず聞いてくれた。本来なら 全バンドを見ていくのが礼儀だし、これまでも極力そうしてきたが、今回は早めに失礼して幡ヶ谷へ。到着すると、無理やり長く演奏してくれた工藤冬里さんがス テージに。最後の日ということで、僕がデニスにも使わせていたガットギターに皆でサインしてプレゼントすることに。最後にスピーチのようなものをしてお開き。
皆さんありがとうございました。